2017年1月から下請けクリエイターの方々の起業支援を行ってまいりましたが、それは、素直で真面目、勤勉、責任感のある人たちが、ワーキング・プアに陥っている状況をなんとかしたいという想いから、プロジェクトとして立ち上げたのがきっかけでした。
そんな中、ビジネスモデル発想講座にご参加いただいた起業家の方から、次のようなご意見をいただきました(特に起業テーマ選びに悩んでいる方)。
食べていくことが目的なら、自分は就職してます。金儲けだけじゃなくて、目の前にある社会の問題を解決したいです
その方は、自分が強い想いをもち、自分のスキルを活かそうと思って、会社に入ったけれども、利益が出ないことを理由にプロジェクトは立ち上がらなかったそうです。そこで自ら事業を起こそうと決心され、起業されたそうです。
そんな折、三田紀房さんの「インベスターZ(21)」を読み終え、同じことが書かれていました。
ネタばれになるので詳細は控えますが、主人公が進路を決めるときに発する次の台詞は、起業家の方々にはぜひお読みいただきたい言葉です。
将来の明確な目標が持てないのなら
まずは足元の第一歩
自分たちが直面している問題を解決するための
一歩を踏み出すことだ
クリエイターの方々の下請け問題を解決することから始めたプロジェクトですが、2017年は、その他にも、次のような社会問題を解決したいという相談を受けるようになりました。
- ワーキング・プア
- 不動産投資トラブル(サブリース問題)
- 部活動問題
- 教員の職場環境
- 2020年に導入される教育方針
- AI導入による失業
- 地方創生
そこでプロジェクト名を「ビジネスモデルを発想し、社会の課題を解決するプロジェクト」に変更いたします。
2018年、nookは様々な社会の課題を解決するために、ビジネスモデルを発想します。