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Whyから始めませんか?

この「Whyから~」という見出しですが、ネタばれしますと、次の『WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う』からの言葉を引用しています。

私の経験ですが、クリエイターという仕事に携わり、日々忙しくしていると、クライアントのコンテンツをどのようにアウトプットするかということばかりに集中し、気が付いてみたら、自分が発信できるアイディアやコンテンツの無いことに慌てました。

「ゼロをイチにする仕事をしてるんだから、斬新なアイディアはいくらでも出てくるでしょう」とよく言われますが、思い浮かぶのはすでに世の中で流行っているモノやサービスばかり。出来上がった企画書は、成城石井の商品棚のようなセレクトショップみたいな雰囲気で、独自性などまったくありません。

そんな中、あるセミナーで上記の著者が語っている動画が紹介されていました。

これを見た直後、ホワイトボードに描かれたゴールデンサークル中央の「Why」について考えました。自分は何故クリエイターになったのだろう・・・

理念や動機といったものをすっ飛ばし、「型から入る」という文化が日本にはあります。なんでこんなことをやらされるのかという疑問は一旦保留し、とにかく良いフォームを数稽古で体に覚えこませ、その先に結果がついてくるというものです(『スラムダンク』の「左手は添えるだけ」と語りながらシュートを放つ桜木花道の名シーンが忘れられません)。

ただ、クリエイションがデジタルに移行してから、その「型」は簡単にコピペできるようになりました。Adobe社のソフトを使い、世の中にあふれている良いデザインをちょっとだけアレンジして「これが私の作品です」とプレゼンできます。「メールフォームを実装するのは技術がいりますので」とクライアントに言いながら、Wordpressのプラグインをインストールすれば、設定をコピペして終わりです。

もしあなたがこういう商売をしているのならば、価格競争で疲弊し、数年後に廃業の可能性が高いでしょう。

あなたのクリエイションはいくらでも代替可能なのです。あなたの代わりは国内だけでなく、労働力の安いアジアにだっています。さらに、AI がクリエイションを始めるかもしれません(10年後に無くなる職業の1つかも)。

あなたの作り上げたものを通じて、クライアントは何を感じているのでしょう。良いデザインは人々にどんなベネフィットを提供しているのでしょう。そもそもなぜ(Why)クリエイションを行うのでしょう。

クライアントは綺麗なレイアウトを買っているわけではありませんし、メールフォームにお金を払っているわけでもありません。そこから得られるベネフィットにお金を払っているのです。

NOOKはクリエイタービジネスのWhyを一緒に考えるために、あなたにいろいろ呼びかけをし、考える場を提供していきます。