関数解説:鈴木 ひろえ 

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目的:
指定した月の末日をシリアル値で返します
※ シリアル値:Windows版は「1900/1/1」、Mac版は「1904/1/1」を「1」として、そこからの経過日数を数値化したもの
構文:
= EOMONTH (開始日, 月)
使用例:
【例1】見積書の有効期限を発行日から1か月後の月の末日となるように表示させたい
Before / After イメージ
発行日(セルA2)から「1か月後の月の末日」(2018/9/30)を、見積書有効期限(セルB2)として表示させます。
ステップ
1.発行日(セルA2)から「1か月後の月の末日」(月数指定:1)を、見積書有効期限日(セルB2)として表示させる
※ 見積有効期限日(セルB2)はシリアル値で返されるため、セルの書式設定で、日付表示されるよう変更します。

【例2】開催日の2か月前の月の1日を申込開始日、末日を申込締切日となるよう表示させたい
Before / After イメージ
開催日(セルA2)から「2か月前の月の1日」(2018/9/1)を申込開始日(セルB2)、末日(2018/9/30)を申込締切日(セルC2)として表示させます。
ステップ
申込開始日:開催(セルA2)から「2か月前の月の1日」(2018/9/1)を、申込開始日(セルB2)として表示させる
「2か月前の月の1日」は、EOMONTH関数の月数指定「-3」で2018/8/31を求めた後、「+1」をすると2018/9/1になる
申込締切日:開催(セルA2)から「2か月前の月の末日」(月数指定:-2)を、申込締切日(セルC2)として表示させる
※ 見積有効期限日(セルB2)はシリアル値で返されるため、セルの書式設定で、日付表示されるよう変更します。

参照
- Microsoft「EOMONTH関数」– Office Support